Using Honey in beauty products


マヌカをはじめとするはちみつ製品の広告では「美容と健康に」というフレーズをよく目にします。

 

でも「美容」といっても、たとえばマヌカがどのように、スキンケアに役立つのでしょうか? あるいはマヌカのどのような成分が、髪をより丈夫にし、つやを増す効果をもたらすのでしょうか? なぜマヌカをパック剤として利用できるのでしょうか? ここでは美容目的のはちみつ利用について、私どもの調査結果の概要をお届けします。

 

1. はちみつには抗菌作用があります。この特性により、シミの発生やニキビの増加を抑えることが出来ます。抗菌物質のうち、ほとんどのはちみつに見られるのが過酸化水素です。マヌカの場合は過酸化水素だけでなく、より強い抗菌作用のあるメチオグリサールを含んでいます。

 

2. はちみつは水分を含み、水分の蒸発を防ぐ保湿剤でもあります。このためはちみつは手や唇を守る天然の保湿クリームとして高く評価されています。ハンドクリームやリップバームだけではなく、ひじや膝の保湿に用いられる場合もあります。空気が乾いてお肌が乾燥しがちな秋の終わりごろからは特に重宝します。

 

3. はちみつには古くなった角質の剥離を促進する、ピーリング効果があります。しかもはちみつによるピーリングは、ひじょうにやさしくお肌を傷めません。はちみつは皮膚のターンオーバーを助け、健康で若々しく輝くお肌をあなたのものにします。

 

4. はちみつには抗酸化作用があり、また各種の酵素・アミノ酸・ビタミン・ミネラルの宝庫でもあります。こうした物質の働きが炎症を抑え、細胞再生を促進し、お肌の若々しさを保ちます。

 

5. はちみつはお肌だけではなくヘアケアにも効果を発揮します。はちみつの保湿成分が髪の乾燥を防ぎます。またはちみつに含まれる酵素が毛嚢を強化し、髪に見違えるようなつやを与えます。保湿剤やスキンケア用クリーム、リップクリームその他の製品の材料として、はちみつを利用している化粧品メーカーはたくさんあります。

 

それでも、肌に直接塗布するものに化学薬品を使いたくない人々は、こうしたはちみつを利用した製品を使うことにもためらいを感じるかもしれません。天然のはちみつを利用しているとはいっても、はちみつ以外の化学薬品、たとえば乳化剤や界面活性剤、着色料や人工保存料が使用されている場合が多いからです。さらに製品価格の高さという点で、購入意欲が下がることもあるでしょう。

 

 わたしたちに出来ます

そこで、はちみつを利用したスキンケア用品をご自分で作ってみるというアイディアはいかがでしょう。大手化粧品メーカーや化学薬品メーカーが販売しているスキンケア製品のお値段の高さに嫌気がさし、はちみつを使ったスキンケア製品を自分で作るのは実は簡単だということがわかって自作する消費者は、ヨーロッパ、オーストラリア、ニュージーランド、アメリカなどにたくさんいます。コストが低く抑えられることだけではなく、品質の確かさや安全性も、ホームメイド・スキンケア製品の利点です。

 

市販のスキンケア製品にマヌカを加えるのは簡単です。保湿クリームやヘアケア製品や液体石鹸に、マヌカを入れてみてください。もっと本格的にやってみたい場合は、100%天然の材料(メーカーの完成品よりもずっと廉価です)を用意すれば、オリジナルのマヌカ・スキンケア/ヘアケアが作れます。

手作り化粧品で蜂蜜を使うのは簡単で楽しい!


右側タブで、ホームメイド・オリジナル・マヌカコスメのレシピがご覧になれます。レシピはPDF形式でのダウンロードも可能です。

 

さて、マヌカを使ってスキンケア用品を自作する場合、UMF格付けのマヌカか、格付けなしのスタンダード・マヌカのどちらを選べばよいのでしょうか?JCIがお勧めするのは、モソップかタヒのスタンダード・マヌカです。

 

この2社のマヌカには格付けは表示されていませんが、すべての製品についてのラボ検査結果があります。JCIがお届けしている製品の、バッチごとの検査結果を見れば、モソップとタヒのスタンダード・マヌカは、格付けはなくともUMF値が4.5以上であることがわかります。このUMF4.5という値は、日常的に使う殺菌クリームと同等の抗菌力です。JCIでは250g, 400g, 500g, 1kg, 2.5kgのスタンダード・マヌカを販売しています。


お化粧品としてのはちみつの歴史

  「1,000年テスト」という語があります。ある食物が1,000年以上ずっと食べられてきたかを問う場合に用いられます。もし1,000年以上ずっと食べられてきたものならば、それは健康によいものであるという考え方です。例えば米、大豆、パン、魚、レンズ豆やオリーブなどの食品です。実はお化粧品としてのはちみつも、1,000年テストをパスしているのです。

 

食品と同じく、天然のお化粧品が1,000年の長きにわたって利用され続けているものならば、それはお肌によいものだと言えるでしょう。美容目的でのはちみつ利用には1,000年どころか2,000年もの歴史があります。紀元前のエジプトや紀元前~紀元後のローマでは、お肌や髪のお手入れにはちみつが用いられていました。はちみつとミルクを混ぜたローションが当時のスキンケア化粧品の代表例です。

 

14世紀から、フランスや英国、中国(明朝)では、妊婦がはちみつをスキン・ローションやヘアトリートメント、あるいはパックとして使用してきました。こうした国では、はちみつに保湿効果があることや、はちみつを定期的に用いることにより、シミやソバカスのない若々しいお肌を保つ効果があることが知られていました。

 

昔の女性は、はちみつを用いたスキンケア製品には、品質の劣化を防ぐための添加物が不要であったことにも驚いていたかもしれません。


*ニュージーランド政府によるマヌカはちみつの品質に関するさまざまな規制は、小売り用としてパッケージされた製品にのみ適用されることにご留意ください。お化粧品その他の製品に使用する目的で販売されるはちみつについては、抗菌力をはじめとする品質の規制がなく、したがって品質についても保証されるものではありません。



出典

1. “Stay Moisturized with Honey this Fall”

National Honey Board website (posted November 14, 2011) (US)

https://www.honey.com/blog/stay-moisturized-with-honey-this-fall

2. “Honey, Your New Portable Beauty Secret”

by Ana Ceron. National Honey Board website (posted September 18, 2014) (US)

https://www.honey.com/newsroom/pressrelease/honey-your-new-portable-beauty-secret

3. “Bee Unforgettable: Honey Brightens the Journey to Your Big Day”

by Ana Ceron. National Honey Board website (posted September 18, 2014) (US)

https://www.honey.com/newsroom/pressrelease/bee-unforgettable-honey-brightens-the-journey-to-your-big-day

4. “This Multitasking Pantry Item Is the Secret to Glowing Skin”

by Celia Ellenberg. Vogue magazine. May 1, 2018. (US)

https://www.vogue.com/article/best-facialist-skincare-tricks-tips-honey-exfoliation-alexandra-soveral

5. “11 Ways to Use Honey to Get More Gorgeous Skin, Hair, and Nails”

by Renee Loux. Women’sHealth magazine. September 26, 2014. (US)

https://www.womenshealthmag.com/beauty/a19946109/beauty-uses-for-honey/

6. “8 Reasons Honey Is the Hair-Transforming Miracle You’ve Been Searching For”

by Morgan Cutolo. Readers Digest. Accessed August 12, 2018. (US)

https://www.rd.com/health/beauty/honey-for-hair/

7. “Honey – Natural Beauty throughout History”

by Lorraine Dallmeier. The Herb & Hedgerow website (accessed August 14, 2018) (UK)

http://www.herbhedgerow.co.uk/honey-natural-beauty-throughout-history/#ixzz5NqPBPKSI

8. Manuka, The Biography of an Extraordinary Honey

(邦訳なし。仮題:マヌカ、この驚くべきはちみつの歴史).

Cliff Van Eaton. 2014. Exilse Publishing, Auckland, NZ.)

9. The Honey Prescription--The Amazing Power of Honey as Medicine.

(邦訳なし。仮題:はちみつの処方箋―はちみつの驚くべき薬効)
Robert Altman. 2010. Healing Arts Press, Vermont, US.)