ガラス・ブラザーズ社産カマヒはちみつが日本のお客様にご好評をいただきましたことから、このたび同社のホワイトクローバーはちみつを弊社からお届けするはこびとなりました。
ガラス・ブラザーズ社のホワイトクローバーは、クローバーはちみつの白眉といえましょう。このはちみつは、ニュージーランド深南部のなだらかに起伏する丘陵地帯で採れました。そこは地平線の果てまで、真っ白なホワイトクローバーで覆われる、手つかずの平原です。
上品で穏やかな味わい
ホワイトクローバーはちみつは、ひじょうに上品で穏やかな味わいが特徴です。個性が強すぎるはちみつよりも、くせのないすっきりとした味を好まれる人々を虜にする味わいです。
ガラス・ブラザーズのホワイトクローバーはちみつはどこまでも清らかで、甘みはしっかりとありながらも繊細さを残しています。はちみつ愛好家なら、このはちみつはトーストやパンに、またヨーグルトに、ほんの少しの量を用いるだけで、充分な甘みを感じられることがおわかりになるでしょう。
クローバーのはちみつすべてがこんなに甘く、清らかな味というわけではありません。スーパーでよく見かけるクローバーはちみつは、色合いにも濁りのある場合が多く、また味わいにもそれほどの特徴はありません。これは一般に「クローバー」の名前で販売されているはちみつの場合、クローバー以外の花蜜が混じっていることが多いからです。
いくつかの植物種
クローバーはちみつの蜜源としてよく見られるのが、ホワイトクローバー(和名シロツメクサ、学名Trifolium repens)に近い種のムラサキツメクサ(学名Trifolium pretense、レッドクローバーとも呼ばれる)や、メリロット(学名Melilotus officinalis、イエロー・スイート・クローバーとも呼ばれる)や、シロバナシナガワハギ(学名Melilotus
alba、ホワイト・スイート・クローバーとも
呼ばれる)で、これらの蜜源から採ったはち
Photo by David McMillan
みつは、「クローバーはちみつ」としか表示されていない場合が多いのです。
このホワイトクローバーはちみつの蜜源は、シロツメクサ(マメ科)で、テーブルハニーの王様と言えるでしょう。やや黄色みのある白い色をしています。
クリーム状はちみつ
ただし色合いについては、時間の経過とともにやや明るさがなくなってゆきます。このため、このはちみつの賞味期限は、通常より一年短い3年に設定されているのです。
このはちみつは、ガラス・ブラザーズ社が製造し、ニュージーランド南島・ダニーデンにあるハニー・プロダクツ社が瓶詰めしたものです。クリーム状はちみつ(細かく結晶化されたもの)で、液状ではありません。
ガラス・ブラザーズ社は、南島ゴアにある家族経営の企業です。同社のプロファイルはこのリンクでごらんになれます。
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