commentary on ingredients


はちみつを利用したホームメイド化粧品のレシピ48枚に使われる材料の一覧です。全部で29の材料が用いられていますが、このうちアルコールとワセリンを除く27種類の材料は「天然」と言えるでしょう。

 

 一番多く使われるのがレモンジュース・ミルク・アーモンドです。この理由はちょっとインターネット上で調べればわかります。これらの食品は「千年ルール」に該当するからです。「千年ルール」とは、人類が1,000年以上利用してきたものなら、それは安全なものである、とする考えかたです。

 

とはいえ、「天然だから安全だ」と言い切ってしまうのも早計です。極端な例をあげれば、ストリキニーネやアスベスト、ヒ素や水銀、ホルムアルデヒド、炭疽菌、ヘビ毒、電離放射線や宇宙線といった、時には死の危険を伴う猛烈な毒物や有害物質も「天然」だからです。

 

さてお化粧品に使用される原料について考えてみましょう。天然の成分(右の表)と化学製品(下の表)を比べてみると、肌や髪に使用するものとしては、化学製品よりも天然の成分が選ばれがちではないでしょうか。ところが、実は化学的に合成された「天然ではない」物質が、健康を増進し命を守るという例もあります。 

 

私どもがホームメイドの「天然」化粧品をお勧めする第一の理由は、家計に優しいという点にあります。2017年度の経済産業省の統計によれば、日本の化粧品産業全体の売り上げは16,292億円でした。この金額を1日あたり平均で考えると446,356円、1時間あたり18,000万円、そして1分あたりなら310万円になります。*

 

化粧品を手作りすれば、家計への負担が随分減ることでしょう。

 

*2014年度の合衆国商務省の見積もりによれば、国民1人あたりの化粧品のための出費は、日本は世界第2位(1位はシンガポール)で、フランスに比べ25.2%高くなっています。


最後に、実例をご紹介しましょう。スキンケア化粧品の材料としてのマヌカハニーを試す実験があります。毎日、片腕(右なら右)の同じ箇所に少量のマヌカを塗って下さい。これを34週間続けた後で、マヌカを塗らなかったほうの腕と見比べて下さい。その違いに驚かれることでしょう。