タヒはちみつはとびきり自然な環境で生産されます。一さじ味わってみればすぐに、ほかのどんなはちみつとも違うとおわかりになるでしょう。タヒはちみつは生態系の保全、回復、持続可能性に細心の注意を払った環境で生産されています。
土地の神聖さ
「タヒ」Tahiという名前は「オフアタヒ」Ohuatahiというマオリ語から来ています。Ohuatahiとは「もっとも豊かな」という意味で、タヒ地域のマオリの人々が名付けました。タヒの土地は、過去・現在・未来がスピリチュアルなマントを織り上げ、そのマントが土地の神聖さを護っています。
1800年代の末、タヒは山と河口と海岸に囲まれた、うらぶれた牧場でした。湿地が失われ、土地固有の動植物も姿を消し、周辺の森林地帯には生き物の気配がありませんでした。
タヒ・エステート(タヒはちみつの製造元)によりますと、失われた湿地のうち現在14箇所が回復。234,000本の固有種の木が植えられ、63種の鳥が棲息するほどになっています。かつてのように鳥のさえずりに充ちた土地となりました。この驚くべき復活に、はちみつが大いに貢献してきました。
正しい選択
ジョン・クレイグはタヒで認可をうけている養蜂家です。クレイグはこう語ります。「タヒはちみつは、単なるはちみつじゃない。タヒはちみつは生態系(自然環境の相互関係)の一部であり、癒しであり、情熱だ。健康にも環境にも地域にも、そしてみつばちにとっても正しい選択なのだ。
「私たちは環境『全体』、この地球、人類とその生産性を考慮している。環境保全・地域コミュニティ・経済を一体とすることを第一の理念とし、この三つのうちのどれかのために別の要素を犠牲にすることは決してない。ここの土地に対する後見責任、マオリ語で言うカイティアキタンガkaitiakitanga があると確信している」。
3,000の巣箱
タヒ・エステートは、自社パッキング工場を持つ養蜂会社です。7名のビー・キーパーがおよそ3,000の巣箱を管理しています。
タヒはちみつの歴史は北島・ハミルトンでピアソン兄弟が養蜂業をはじめた1888年にさかのぼります。この歴史の概要は画面右側のタブを開けばご覧になれます。
HACCP
タヒ・エステート社はHACCP(危害要因分析に基づく必須管理点:食品の中に潜む危害(生物的、化学的あるいは物理的)要因を科学的に分析し、それが除去あるいは安全な範囲まで低減)できる工程を常時管理し記録する方法* Wikipedia)を採用しています。
また品質基準としてはGMP(適正製造規範:安全でより良い品質や健全性を有する医薬品・食品等を製造するために製造行程の管理や遵守事項を定めたもの* 食品衛生解決情報サイトhttp://www.haccp-pro.com/word/)を採用しています。